アフィニティデザイナーで型紙づくりに挑戦中! –– デジタルでものづくりをもっと自由に ––
- yoridecojp
- 6月28日
- 読了時間: 3分
更新日:7月9日
最近私は、**アフィニティデザイナー(Affinity Designer)**というデザインソフトを使って、布小物の型紙づくりに挑戦しています。
まだまだ試行錯誤の真っ最中ですが、使ってみることで得られた気づきや工夫を、この記事でご紹介してみたいと思います。
なぜデジタルで型紙を作ろうと思ったの?
きっかけはとてもシンプルで、「デジタルで制作するって、なんだかかっこいいな」と思ったこと。
そしてもうひとつは、限られた裁縫スペースの中でも制作しやすくしたいという現実的な理由からでした。
私はダイニングテーブルで製図をすることが多く、途中で食事のために片付けることもしばしば。
でもデジタルなら、保存さえしておけばいつでも再開できるし、場所をとりません。
最終的な目標は、洋服の型紙を自分で作れるようになること。
まずは巾着やポーチなどの布小物から始めて、ソフトの操作に慣れていこうと取り組みを始めました。
アフィニティデザイナーを選んだ理由は、買い切り型で良心的な価格設定だったこと。
私はMac用とiPad用を両方購入しました(Mac版はちょうどセール中でお得にゲット!)。
実際にどんな型紙を作ったの?
最初に作ったのは、ポーチやバッグ、巾着の型紙です。
とくに直線だけで作れるデザインから始めると取り組みやすく、たとえば本に載っている指定サイズに縫い代を足してデータ化するなど、基本から少しずつ練習しています。
型紙ができたらPDF形式で書き出しして、自宅のプリンターでA4用紙に印刷。
分割印刷になるものは貼り合わせてから使います。
この型紙を使って、
エコバッグ、フリル巾着
バッグ、小さな折りマチ付きトートなどを作りました。
実際に縫ってみることで、「こうすればもっと作りやすいかも」と改善点にも気づけます。
操作の工夫と、つまずきポイント
アフィニティデザイナーの画面を初めて開いたときは、正直「うわぁ…」となりました。
ツールの配置やアイコンの意味がすぐにはわからず、最初はとにかく戸惑いの連続。
数少ないチュートリアル動画を見ながら、
「これはこうかな?」「んー、違うかも」と独り言を言いながら、少しずつ操作に慣れていきました。
特に大変だったのは、印刷時のサイズ誤差。
思った通りのサイズで出力されず、何度も設定を見直してようやく解決できました。
その後、iPad版も購入して使い始めましたが、画面構成が少し違っていて再び戸惑うことも。
でも、iPadの良さは何といっても**「すぐに取り出して気軽に作業できる」**こと。
場所を選ばずちょこちょこ進められるので、今では両方をうまく使い分けています。
今後の活用と、伝えたいこと
アフィニティデザイナーは、型紙づくりだけでなくイラスト制作にも活用中。
現在は、Procreateで描いたヨリデコのオリジナルキャラクターをベクターデータとして描き直しています。
型紙もイラストもひとつのツールで完結できるのは、すごく便利だと感じています。
また、私が型紙づくりの過程で調べたこと、つまずいたこと、工夫したことなどを、
自分の覚え書きとしてブログで少しずつ共有していく予定です。
アフィニティデザイナーを使ってみたいと思っている誰かの参考になれば嬉しいです。
おわりに
「デジタルで型紙なんて難しそう…」と思っていた私でも、ひとつひとつ試しながら少しずつ形にできています。
道のりはまだまだこれからですが、自分に合ったやり方を見つける過程も含めて、
ものづくりの楽しさが少しずつ広がっていると感じます。
もし興味がある方がいたら、ぜひ気軽に触ってみてくださいね。
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